第2回 インタビュー  東 暁(あずま さとる)さん

選手の方々にご協力を得て、インタビュー形式で掲載しています。
第2回目は、10月に開催されます。全国障害者スポーツ大会の参加選手であり、主将を
務められる東 暁(あずま さとる)さんにインタビューさせていただきました。

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岸和田サン・アビリティーズで撮影 2006.9.20

Q1 競技は何をやっていますか。

フライングディスク競技です。以前は、陸上競技と水泳競技をやっていました。

Q2 練習はいつもどのようにされていますか。

ディスタンス競技(距離を争う競技)については、スピード・タイミング・飛行角度のチェックをしながら町内のグラウンドで練習を行っています。一方、アキュラシー競技(的を狙う競技)は自宅の車庫を利用して練習を行っています。
また、ウエイトトレーニングを自宅で週2~3回行い、ストレッチは、ほぼ毎日行っています。

Q3 スポーツをはじめてよかったこと

スポーツをはじめてから自分自身の体調管理をするようになりました。また、障害者スポーツ指導員の資格を活かして、地域での障害者スポーツ活動(岸和田サン・アビリティーズ)を行っています。練習会に参加している重度障害を持った選手が、大会等で好成績を出した時の笑顔や感動、そして、何より彼らの日常生活がスポーツを通じてよい方向に変わっていくことがよかったと感じるときです。

Q4 これからの夢(希望)

夢ではなく、やれば出来るという目標を決めて挑戦していきたいです。生涯、スポーツ少年でいたいですね。また、微力ではありますが、地域の障害者スポーツの環境づくりに力を注いでいきたいと思っています。

Q5 大阪府障がい者スポーツ協会に望むこと

当振興協会の目的である「いつでも・どこでも・気軽に」を早急に達成できるよう事業を計画的にしっかり進めていただきたいと思います。そのためには、当振興協会、市町村、障害者団体、障害者スポーツ指導員、そして選手との意見交換や早期に目的を達成するためのシステムの確立が必要ではないでしょうか。
また、障害者スポーツの府大会及び全国大会をめざす選手に対し、障害別・障害部位・機能・競技実力等に応じた指導や、自宅等で行える練習メニューの提供などレベルアップにつながる指導が必要ではないでしょうか(特に重度障害者の選手を対象に)。

Q6 スポーツを初めてする人へのアドバイス

まず、知ってほしいのは、障害者スポーツは特別なスポーツではありませんし、一般スポーツと変わりません。例えば、どのスポーツの競技においても中学生、高校生、社会人などの種別や競技種目によっては、使用する用具、体重、ルール、年齢等によってハンディキャップが決められ、同じステージで、楽しくやるのがスポーツです。それは、障害者スポーツも同様です。あなたに合った競技種目が必ずあります。是非、参加してください。

Q7 第6回全国障害者スポーツ大会(のじぎく兵庫大会)に向けて、主将としての抱負を!

代表選手は、チーム「大阪府」の選手として競技にのぞみます。これまで、役員、監督、コーチ、そして指導員の皆様方のご指導をいただき練習に励んできました。
大会では、一致団結し、選手全員が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、がっちりとスクラムを組んで勝ちにいきます。

Q8 第6回全国障害者スポーツ大会(のじぎく兵庫大会)に向けて、選手としての抱負を!

一点集中!ベストを尽くします。

東さん、ご協力ありがとうございました。

-次回は、11月に掲載予定です。お楽しみに!-