第17回 インタビュー  前川 誠二(まえかわ せいじ)さん

指導者の方々にご協力を得て、インタビュー形式で掲載していきます。
第17回目は健康運動指導士、上級障害者スポーツ指導員であり財団法人フィットネス21事業団・大阪市立東淀川屋内プールに勤務されています前川 誠二(まえかわ せいじ)さんにインタビューさせていただきました。
前川さんには、昨年10月に開催されました第7回全国障害者スポーツ大会の大阪府選手団役員としても参加して頂きました。。

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(前川 誠二さん)

Q1 障害者スポーツ指導員をはじめられたきっかけは?

幼児から高齢者までの水泳や、トレーニングジムの指導の勤務をしていましたが、平成7年から、大阪府立障害者交流促進センターの指導員として配属され、7年間本格的に障害者スポーツの指導をするようになりました。
当初は、水泳を中心に、陸上、卓球、フライングディスク等幅広く指導をしていました。

Q2 指導方針はどのように行っていますか。

特に、不安や、心配のある人もいると思うので、コミュニケーションを多く取り、安全を第一に安心してスポーツに参加できるようサポートしていきます。
その中で、どんな運動でも楽しさや喜びを知ってもらい、また「スポーツがしたいな」と思ってもらえるよう、指導しています。

Q3 指導員をはじめてよかったことは何ですか。

できなかったことができるようになった時の喜びや、競技会では、練習の成果が出たとき、それ以上に感動やうれしさ、悔しさ等を選手達と共有できることですね。

Q4 大阪府障がい者スポーツ協会に望まれることはありますか。

特にありませんが、全国障害者スポーツ大会の強化練習会や強化合宿は、継続的に実施してほしいと思います。
また、大阪府障害者スポーツ大会に向けての、練習会等があれば、参加者も増えるのでは、と思います。

Q5 これから障害者スポーツをはじめようとする人へのアドバイス。

スポーツをするというより、楽しみに行く、一度見学してみるというような気持ちで参加してみてはいかがでしょうか。  その中で、健康を目的として、スポーツをライフスタイルに取り込むのも良し、選手を目指し、競技会へ出場するのを目標とするのも良いでしょう。

Q6 これからの将来的な目標は?

年齢や障害の有無に関係なく、府民の皆さんが、健康づくりに運動を取り入れていただけるよう、サポートをしていきたいですし、今後も、大阪府の障害者スポーツ事業に積極的に協力させていただきたいです。

前川 誠二さん、ご協力ありがとうございました。

-次回も、お楽しみに!-